2. 基本概念
2. 基本概念
1章で SQL によるデータの保存と読み出しを確認した後、この章では設計と運用の観点から動作を理解します。 同じデータでも、時刻の意味、変更方式、クエリ範囲によって適切なテーブルと保存戦略は変わります。
例えば、設備の現在の温度と先月の温度履歴では、保持する行数が異なります。月平均温度と 瞬間的な異常値の検出では、必要なデータの解像度が異なります。この違いを理解すると、テーブル、 インデックス、ROLLUP、保持ポリシーを目的に合わせて選択できます。
この章の構成
| 節 | 扱う問い |
|---|---|
| データモデルの概念 | 1行に何を保存し、時刻・NULL・重複・変更をどう解釈するか。 |
| ストレージと実行の構造 | 必要なデータをどう見つけ、ストレージ・インデックス・キャッシュがどのコストを削減するか。 |
| 主要機能と用語の区別 | 元データ・集計・保持・バックアップはそれぞれ何を担うか。 |
| Edition の概念 | 単一サーバーと分散構成をどう選び、どの機能差を確認するか。 |
例では概念説明用の小さなデータセットを使います。機能別の SQL、サポート範囲、運用手順は、 本文からリンクした詳細文書を参照してください。概念を理解したら、 テーブルタイプの選択とスキーマ設計で実データに適用します。
最終更新日