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1.2 10分クイックスタート

1.2 10分クイックスタート

稼働中のサーバーに接続し、サービス開始イベントを1件保存して読み出します。 追記型のイベントに適した LOG テーブルを使用し、SQL の実行結果と2つの時刻列の意味を確認します。 インストール時間は、この演習の所要時間に含みません。

前提条件

  • Machbase DBMS サーバーが 127.0.0.1:5656 で稼働していること。
  • machsql コマンドを使用できること。
  • テーブルの作成・入力・検索・削除権限を持つ演習用アカウントで接続できること。
  • 以下は初期演習用アカウント SYS とパスワード MANAGER を使用します。 変更済みの場合は実際のパスワードに置き換えてください。
  • /tmp に SQL ファイルを保存でき、演習用の名前 DBMS_GS_QUICK を使用できること。

既存の業務テーブルと名前が重ならない演習環境を使用します。最後の DROP TABLE は、 演習用テーブルと入力したデータを削除します。

サーバーが未準備の場合は、インストール・デプロイ・アップグレードLinux Standard Edition のインストールを 先に参照してください。

実行例

サービス開始イベントを1件 LOG テーブルに記録します。CREATE LOG TABLE でタイプを明示して作成すると、 _arrival_time 列が自動的に追加されます。

次のコマンドで SQL ファイルを保存し、実行します。

cat > /tmp/dbms_gs_quick.sql <<'SQL'
CREATE LOG TABLE DBMS_GS_QUICK (
  EVENT_ID INTEGER,
  EVENT_TIME DATETIME,
  LEVEL VARCHAR(10),
  MESSAGE VARCHAR(40)
);

INSERT INTO DBMS_GS_QUICK (EVENT_ID, EVENT_TIME, LEVEL, MESSAGE)
VALUES (
  1,
  TO_DATE('2026-07-02 09:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS'),
  'INFO',
  'service started'
);

SELECT _arrival_time, EVENT_ID, EVENT_TIME, LEVEL, MESSAGE
FROM DBMS_GS_QUICK
ORDER BY EVENT_ID;

DROP TABLE DBMS_GS_QUICK;
SQL

machsql -s 127.0.0.1 -P 5656 -u SYS -p MANAGER -f /tmp/dbms_gs_quick.sql

結果の確認

各 SQL ステップでエラーがないことを確認します。SELECT 結果は1行で、EVENT_ID1LEVELINFOMESSAGEservice started である必要があります。 EVENT_TIME はアプリケーションが保存したイベントの実際の発生時刻、_arrival_time は この例で DBMS が自動記録したサーバー受信時刻です。実行のたびに _arrival_time は変わり、 EVENT_TIME と一致する必要はありません。

CREATE LOG TABLE は構造を作成し、INSERT は1行を追加します。SELECT は読み出す列、 ORDER BY EVENT_ID は結果の順序を指定します。最後の DROP TABLE まで成功すると、 演習用テーブルは削除されます。データをさらに調べる場合は、実行前に最後の DROP 文を除き、 検索が終わってからその演習用テーブルだけを削除します。

再実行時に DBMS_GS_QUICK がすでに存在するエラーが出る場合、前の実行が DROP TABLE まで進まなかった可能性があります。DESC DBMS_GS_QUICK; で構造を確認し、前の演習で作成した テーブルである場合に限り DROP TABLE DBMS_GS_QUICK; を実行して再試行します。 接続エラーの場合は、まずサーバーアドレス、ポート、起動状態、アカウント情報を確認します。

この例で確認したこと

項目確認内容
サーバー接続machsql127.0.0.1:5656 に接続
テーブル作成CREATE LOG TABLE で LOG テーブルを明示的に作成
データ入力INSERTTO_DATE でイベントを保存
データ取得SELECTORDER BY で入力結果を確認
自動列LOG テーブルの _arrival_time をサーバーが自動記録
後片付けDROP TABLE で演習用テーブルを削除
最終更新日