12.2 モデリングの性能調整
モデリングでは、データのライフサイクル、検索キー、変更方法に適したテーブルタイプとスキーマを選びます。 不適切なテーブルタイプを、設定やインデックスだけで補おうとしないでください。
テーブルタイプの選択
| データ | 最初に検討 |
|---|---|
| 名前・時刻・数値が中心の時系列 | TAG |
| 追記型イベント・ログ | LOG |
| リレーショナルな変更とトランザクション | TRANSACTION |
| 小規模で永続的な参照データ | LOOKUP |
| 再生成できるインメモリキャッシュ | VOLATILE |
スキーマ設計基準
- クエリと入力に実際に必要な列だけを定義します。
- 文字列長は観測した最大値と増加の可能性で決めます。
- 時刻、数値、IP は文字列ではなく適切な SQL 型で保存します。
- TAG メタデータには、タグについて比較的安定した属性を置きます。
- NULL 許可とデフォルト値を業務上の意味に合わせます。
- リレーショナルキーでは、自然キーとサロゲートキーの寿命と変更可能性を比較します。
文字列長に一律の余裕率を適用しないでください。現在の分布と上限、切り詰め時の影響を測定し、 スキーマ変更手順を準備します。
インデックスと集計
条件式と結合キーを基準にインデックス候補を選びます。読み出し改善だけでなく、入力遅延、 保存領域、メモリも測定します。繰り返す TAG 時間集計には ROLLUP を検討し、 ほとんど参照しない集計単位を無制限に作らないでください。
検証順序
- 代表データとクエリを準備します。
- 選択したタイプと最小スキーマで基準値を測定します。
- インデックスまたは ROLLUP を1つ追加します。
- 読み書き、メモリ、ストレージを再測定します。
- 維持する価値のない構造は削除します。
詳細な設計はテーブルタイプの概念と選択を参照してください。
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