14. アカウント・権限・アクセス制御
14. アカウント・権限・アクセス制御
運用環境のデータを保護するには、アカウント、権限、アクセス制御を体系的に設定する必要があります。 この章ではセキュリティモデル全体と、実務に合った設定方法を説明します。
この章の構成
| 順序 | 節 | 説明 |
|---|---|---|
| 14.1 | セキュリティモデルの概要 | セキュリティ構造、初期アカウント、権限、AUTH KEY 認証 |
| 14.2 | アカウント管理 | ユーザー作成・削除・パスワード変更、ポリシー(NONE/LOW/HIGH) |
| 14.3 | 権限管理 | GRANT/REVOKE、テーブル権限、データベース権限 |
| 14.4 | AUTH KEY 認証 | 公開鍵 challenge 認証、鍵の生成・登録・管理 |
| 14.5 | アクセス制御 | リモート接続の許可とバインド IP |
| 14.6 | セキュリティ設定チェックリスト | 運用デプロイ前の点検 |
セキュリティの4領域
1. セキュリティモデル — アカウント、権限体系、認証方式の連携構造を理解します。 SYS は管理専用とし、各ユーザーには最小権限だけを付与します。
2. アカウント管理 — データベースへアクセスする主体を管理します。ユーザーを作成・削除し、 パスワードポリシー(NONE/LOW/HIGH)と公開鍵による AUTH KEY 認証を適用します。
3. 権限管理 — アカウントの操作を制限します。テーブル単位の DML 権限 (SELECT、INSERT、DELETE、UPDATE)と、データベース単位の DDL・運用権限 (CREATE、DROP、ALTER、BACKUP、MOUNT)を分け、最小権限の原則を適用します。
4. アクセス制御 — 接続を許可するネットワーク経路を制御します。GRANT_REMOTE_ACCESS で
リモート接続の可否、BIND_IP_ADDRESS でリスナーを開くネットワークインターフェースを指定します。
最終更新日